前回の続きです。今回こそは巻きたいと思います。
2.バーテープを巻いてみよう
(1)準備するもの
Fig 1. 必要用具
準備するものは、
①バーテープ
②エンドキャップ
③洗濯ばさみ
④ビニールテープ
⑤はさみ
⑥エンドテープ
です。①、②、⑥はバーテープに同梱されています。④のビニールテープはエンドテープの
粘着力では足りないときに使用します。
(2)古いバーテープを剥がす
古いバーテープをはがします。接着剤の残りが気になる人は薄め液(シンナー)を使って拭くと
きれいに除去できます。ワイヤーをまとめているテープを剥がさないように注意してください。
Fig 2
このとき一緒にSTIレバーのラバー部分(握るところ)をめくっておきます。
(3)バーテープを巻く
バーテープの巻き方はたくさんあるのですが、今回は化粧テープを使わないスタンダードな
方法を紹介したいと思います。
おおまかな巻き方を下の図に示します。
Fig 3. 巻き方概要
STIレバーの周りは複雑ですが、最初は内回りで剥離紙を剥がしながら巻いていきます。
Fig 4
巻きはじめは最後にエンドキャップをはめるので、少し余らせて一周巻いて巻き始めます。
このとき、ロゴのあるバーテープはサドル側から見て読める方向から巻き始めていきます。
Fig 5
基本的にバーテープは3分の1重なるようにきっちりと引っ張って巻いていきます。
あまり引きすぎるとテープが破れるので加減が必要です。
Fig 6
STI部分は写真のように内側に通して
Fig 7
もう一度内側をくぐり
Fig 8
内側→ブレーキレバー下外側→ハンドル上部内側 の順で巻きます。
文章では分かりにくいので、Fig 3 を参考に巻いていってください。
STIレバーを巻き終わると巻く向きが変わるので注意してください。
Fig 9
カーブのきつい部分は内側が多く重なるように注意します。
Fig 10
途中手を離したい際は、洗濯ばさみを使うと便利です。
Fig 11
直線部のハンドルを握ったときに手を全てカバーできるぐらいまで巻きます。
巻き終わりは巻いたときにまっすぐになるようにテープを斜めにカットします。
Fig 12
ビニールテープを巻き、
Fig 13
その上からロゴの向きに注意してエンドテープを巻きます。
Fig 14
最後にエンドキャップを差し込んで
Fig 15. 完成
完成です。
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