2014年12月20日土曜日

バーテープについての一考察 その2


前回の続きです。今回こそは巻きたいと思います。


2.バーテープを巻いてみよう

(1)準備するもの


Fig 1. 必要用具
  準備するものは、
  ①バーテープ
  ②エンドキャップ
  ③洗濯ばさみ
  ④ビニールテープ
  ⑤はさみ
  ⑥エンドテープ
  
  です。①、②、⑥はバーテープに同梱されています。④のビニールテープはエンドテープの
  粘着力では足りないときに使用します。


(2)古いバーテープを剥がす

  古いバーテープをはがします。接着剤の残りが気になる人は薄め液(シンナー)を使って拭くと
  きれいに除去できます。ワイヤーをまとめているテープを剥がさないように注意してください。

Fig 2
  このとき一緒にSTIレバーのラバー部分(握るところ)をめくっておきます。
  
  

(3)バーテープを巻く

  バーテープの巻き方はたくさんあるのですが、今回は化粧テープを使わないスタンダードな
  方法を紹介したいと思います。
  
  おおまかな巻き方を下の図に示します。
  

  
Fig 3. 巻き方概要
  STIレバーの周りは複雑ですが、最初は内回りで剥離紙を剥がしながら巻いていきます。
  
  
Fig 4
  巻きはじめは最後にエンドキャップをはめるので、少し余らせて一周巻いて巻き始めます。
  このとき、ロゴのあるバーテープはサドル側から見て読める方向から巻き始めていきます。
  
  
Fig 5
  基本的にバーテープは3分の1重なるようにきっちりと引っ張って巻いていきます。
  あまり引きすぎるとテープが破れるので加減が必要です。

  
Fig 6
  STI部分は写真のように内側に通して


Fig  7
  もう一度内側をくぐり


Fig 8
  内側→ブレーキレバー下外側→ハンドル上部内側 の順で巻きます。
  文章では分かりにくいので、Fig 3 を参考に巻いていってください。
  STIレバーを巻き終わると巻く向きが変わるので注意してください。

  
Fig 9
  カーブのきつい部分は内側が多く重なるように注意します。

  
Fig 10
  途中手を離したい際は、洗濯ばさみを使うと便利です。


Fig 11
  直線部のハンドルを握ったときに手を全てカバーできるぐらいまで巻きます。
  巻き終わりは巻いたときにまっすぐになるようにテープを斜めにカットします。

  
Fig 12
   ビニールテープを巻き、

   
Fig 13
  その上からロゴの向きに注意してエンドテープを巻きます。
  
  
Fig 14
  最後にエンドキャップを差し込んで
  
  
Fig 15. 完成

  完成です。

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