2015年6月25日木曜日

アメリカ生活


初めまして.ブログを書こう!書こう!として,毎回書いていないNEO悪魔神こと,おかむーこと,Tomです.

日に日に蒸し暑くなる日本を軽やかにかわしながら,とうとう僕もアメリカにやってまいりました.

私が訪れている都市はワシントン州スポケーンです.


Figure.1 Spokane city

ちなみにFigure.1に示された土地にあります.

詳しくは下のURLを参照してください.
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%B3

スポケーンに来て数日が過ぎますが,みんなが大きい!僕なんて豆粒くらいの大きさですね...

ここスポケーンは日本とは違い,とても乾燥した気候にあります.そのため,気温が35℃近くあってもあまり暑くはありません.

むしろ,朝晩は25℃以上あるのにめちゃめちゃ寒いです(笑)

ドライすぎて,ランニング等を行うと喉がカラッカラになりますし,山火事が普通にあってます(笑)こわいですけど.

空港でiPodや参考書を無くしたりとトラブルはありましたが楽しんで来ようと思います.

では,また.

See you again.


Figure.2 nearby house

Figure.3 Taken from the airplane

2015年6月16日火曜日

2015バラモンキング


こんにちは、バルタザールです。

6月14日開催の五島長崎国際トライアスロン(バラモンキング)に参加してきたので報告しておきます。

本サークルからの参加は、私一人です。

日程中にスマホを再起不能にしてしまったので、しょーもない写真しかないのはご容赦ください。



1 背景
実験者の在学期間中の計画の一つであった「トライアスロン計画」。これはアイアンマンレースを完走するといった内容である。今回のバラモンキングでアイアンマンレースの距離を完走し、トライアスロン計画がひとまず完結する、というのが描いていたストーリーであった。

いざ、エントリーの作業を行ってみるとAタイプの出場資格は51.5km以上のレースに出場し完走していることと書かれてある。申し込みの段階で、実験者が過去に出た最長のレースは西海トライアスロン2014で、これはランのコース短縮により51.5km走っていないことになる。しかしながら、25.75km以上のレースには完走しているので、Bタイプは出場資格はある。

かくして、アイアンマンレース(Aタイプ)に出場できない実験者は、その準備段階という位置づけで、少し距離の短いBタイプのレースにエントリーした。



2 大会期間中の動き
2.1 宿舎
実験者は、宿舎の確保についてのんきに構えていた。そのため、宿舎の予約をし始めた大会10日前には、島の中でも便のよい福江地区の宿舎はすでにすべて抑えられていた。また、スイム会場である富江地区も同様であり、電話しては断られを繰り返し、結局、三井楽地方のユースホステルに宿泊することとなった。

ユースホステルは一部屋に4つの2段ベッドがあり8人まで収容可能である。本大会期間中は一部屋を最大4人で使用し、残りのベッドは荷物置きとして使用した。実験者は単身での参加であったため、必然的に見知らぬ人と相部屋となった。


2.2 実験者の動き
以下に期間中の動きを時系列に沿ってまとめる。 

ー6月12日(金)ー
7:37 戸畑駅から「ソニックにちりん」に乗車
8:56 博多駅から「特急かもめ」に乗車
12:25 長崎港発のフェリーに乗船
16:30頃 長崎県五島市福江島に上陸
16:45 選手登録
17:00 開会式
18:15頃 開会式終了
18:30 ユースホステルへ移動開始(自転車)
19:15 宿舎へ到着
19:30 スマホがポケットから落下、液晶が割れ操作不能になる


ー6月13日(土)ー
9:00 ユースホステルを出発、福江文化会館を目指す(自転車)
10:00 バイク(ヘルメット)チェック、バイク預託
10:30 ランギア預託
以降、福江近辺でだらだら過ごす
15:00 三井楽方面行のバスに乗車
宿舎に到着後、夕飯、風呂、レースの準備
21:00 就寝


ー6月14日(日)ー
3:00 起床
3:30 朝ごはん
4:00〜 荷物の最終チェック、うんこ
4:50 富江行きのバスに乗車(バスは宿舎の正面に停車)
5:40 富江港(スイム会場に到着)
6:15 自転車に補給食のゼリーを積載
6:30 バイクギヤ預託
7:00 Aタイプスタート
7:20 ウエットスーツ着用、プレスイムバッグ預託
7:40 アンクルバンド装着
7:50 入水チェック
8:10 Bタイプスタート
16:00頃 ゴールと同時にスイムバッグ、バイクギヤ受け取り
17:30 ランギヤ回収
17:46 三井楽方面のバスに乗車
18:30 宿舎に到着
以降、後片付け


ー6月15日(月)ー
7:00 起床
8:30 チェックアウト
9:00 福江行きのバスに乗車
11:00 表彰式(楯をもらい次第退場)
11:15 会館外の露店で昼食をマッハで食べる
11:45 長崎行きのフェリーに乗船
16:50 長崎駅から「特急かもめ」に乗車
18:57 博多駅から「特急ソニック」に乗車
20:00 九州工大前駅に到着



3 走行戦略
3.1 レース全般
出場するレースはバラモンキングのBタイプであるので、スイム2.0km、バイク124km、ラン28.0kmの合計154kmの距離である。実験者は、この距離を連続で行ったことがないので、安全第一で完走することを第一目標とした。また、エイドも可能な限り摂ることとした。


3.2 各種目のペース
各種目の目標ペースを、実験者のレベルに合わせて以下のように設定した。

スイム:50m1分10秒 (2km 46分40秒)
バイク:28km/h (124km 4時間25分)
ラン:1km5分00秒 (28km 2時間20分)


3.3 レース中の服装
スイムではウエットスーツを着用した。バラモンキングでは、ウエットスーツの着用は義務ではない。ウエットスーツの下にはトライアスロンウェアを着用する。ゴーグルには曇りどめの処理を行い、耳栓も装着した。

以下に、各トランジションエリアでの実験者の動きを示す。

<スイム→バイク>
①シャワーを浴び、更衣室へ向かう
②更衣室に向かう途中、吊り下げられている自分のバイクギヤを取る
③ウエットスーツを脱ぎ、タオルで体を拭く
④補給食、水を口にする
⑤靴下装着後ビンディングシューズを履く
⑥自転車用の手袋、サングラス、ヘルメットを装着
⑦脱いだウエットスーツやゴーグル等をバイクギヤに詰める
⑧バイク競技に移る

<バイク→ラン>
①ボランティアの方にバイクを渡す
②ボランティアの方よりランギアを受け取る
③ラン用の服を用意していたが、着替える必要はないと見て着替えず
④更衣室でランニングシューズに履き替える
⑤ヘルメットを脱ぎ、サンバイザーを装着
⑥ヘルメットや手袋等をランギヤに詰める
⑦ラン競技に移る



 Fig.1 スイム会場でのバイクギヤ預託の様子



Fig.2 スイム後の更衣室


4 実験結果
以下に実験者のタイムを示す。

スイム 0:44:05(91位/222)
バイク 4:25:05(47位/222)
通過 5:09:10(58位/222
ラン 2:30:15(36位/222)

合計 7:39:25(41位/222)

25歳以下男子の部 1位/2



5 考察
5.1 レースのペースについて
スイムの結果からペースを導出すると50m1分6秒程度である。これは、日頃の練習ペースよりややいい結果といえる。これは、当日の海上の状態が非常に穏やかであったためである。

バイクのペースは28.1km/hである。しかし、レース後サイクルコンピュータを確認したところ、平均時速は28.9km/hと出ていた。これから、スイムからのトランジションの時間はバイクに加算されると考えられる。
また、本大会のコースは起伏に富んでいたが、まずまずのペースで走破できたといえる。バイク中ではケイデンスは比較的高め(90rpm)にすることを心がけ、極力ダンシングを避けた。その結果、筋肉的なダメージを軽減してランにつなげることができた。

ランのペースは1km5分22秒程度である。ペースの推移は今回計測を行っていなかったので、詳しいことは言えないが前半は1km5分以上出ていた印象があるが、残り10km地点辺りから大幅にペースが落ちるのを感じた。これは、実験者にとってはおなじみのレースパターンではあるが、なんとか上手にペースメイクしたいものである。


5.2 補給食に関する考察
補給食として、ザバスのピットインジェル(ピーチ味)×6本ゼリーバー(マスカット味)×8本を用意した。そのうちピットインジェル3本は水に溶かしボトルに入れ、バイクのボトルケージに装着しておいた。また、ゼリーバー6本はトップチューブにテープで固定した。残りは、レース前と各トランジションエリア、ラン競技中に食べた。

結論から述べると、補給食としてゼリーのみを用意したのは失敗であった。
特にバイク競技中ではゼリーの食べ過ぎにより吐き気を催しすらした。その結果、バイク中では用意したゼリーバーを2本しか食べれなかった。
改善策として、①ゼリー以外の固形物を用意すること、②胃薬等のお腹の調子を整える薬を用意することが挙げられる。

また、補給のタイミングも重要である。実験者は、ハンガーノックを恐れるあまり前半のことあるごとに補給を行いすぎており(レース直前、スイム後、バイク開始直後)、胃に負担をかけすぎていたといえる。この摂取のタイミングは、経験により習得しうるものであるので、レース前には、補給を含めた練習を行うことが重要である。



Fig.3 補給食の積載の様子



5.3 宿舎について
実験者は、予約が遅れたことによりユースホステルに泊まることになった。これは①実験者が初ロングの大会であった点、②バラモンキング初参加であった点から、本大会では大きくプラスにはたらいたと考えられる。

宿舎ではロング初参加の気さくなIさんと、ロング出場経験が豊富な用意周到なTさんと同室であった。彼らからレースのノウハウを聞けたことは、大変有意義であった。また、同室の全員がバラモンキング初参加ということで、互いに選手登録の流れやバスの時間等を確認できた。

無事に選手登録を済まし、完走し、その後宿舎に帰るまでを潤滑に行えたのは、相部屋のメンバーとの緻密なシミュレーションによるものが大きい。

一方、宿舎自体は会場から遠い場所であったが、大会期間中は選手は島内のバスが無料で使うことができたため、不便は感じなかった。
また、やや設備自体が古かったり、クーラーが効かなかったり、蚊が気になったりと小さな弱点を挙げればきりがないが、それはオーナーの人柄と親切な対応で十分であった。

以上より、大会初参加の人や団体での参加の人は、三井楽地方のユースホステルも選択肢として有力であると考えられる。



6 まとめ
本実験では、アイアンマンの前段階としてバラモンキングのBタイプのレースに出場した。
実験では、目標ペースを定め、安全第一で完走することを目標とした。結果として、完走を果たし、目標のペースもラン以外は達成できた。
Bタイプは完走できたもののAタイプは想像を絶する世界である。来年に備えて屈強な肉体を作り上げることが、今後の課題である。



 Fig.4 ボディナンバリング(シートを濡らした状態)



Fig.5 ボディナンバリング(シートを剥がした状態)



謝辞
レース完走にあたり、準備して頂いた大会運営者、ボランティアの方々、島民の皆様に深く感謝致します。さらに、宿舎の従業員の方々、相部屋となったTさん、Iさんに感謝致します。