2015年5月18日月曜日

第29回指宿トライアスロン


こんにちは、バルタザールです。

先日、指宿トライアスロンに参加してきました。

トライアスロン部からの参加者は私1人です。


1 背景
実験者の記念すべき2回目のレースは、故郷鹿児島の温泉郷である指宿を舞台とした。一族も応援に駆けつけるということから、練習を頑張っていいところを見せようと思っていた実験者であったが、4月頭に患った膝の痛みや授業の課題等で満足に練習を行うことができなかった。特にランの練習は致命的で、10km続けて走ったことすらない状態での参加となった。


Fig.1 開聞岳


 Fig.2 大会参加者に付けられる腕輪
(正直、これが気になって前夜よく寝れなかった)



2 走行戦略
スイムは50m1分ペース、バイクは時速30km/h、ランは1km4分30秒とした。また、当日は晴れで気温も高いことが予想されることから、熱中症のおそれがあるのでドリンク並びに補給食はこまめに摂ることにする。



3 実験

3.1 実験環境
2015年5月17日(日)の天候は晴れ。最高気温は26度。Aコース(オリンピックディスタンス)のスタート時間である10時30分の時点では気温は24度、水温は22度という条件であった。また、風は実験者は特に気にならなかった。

3.2 コース概要
3.2.1 スイム(1.5km)
市民ホール付近の海岸からスタートし、1周750mのコースを2周泳ぐ。2周目に移る際は一度砂浜にあがり、砂浜に刺さっている丸太をぐるっと回るだけでよく、バンド等による周回のチェックは行われない。また、このとき補給を行うことはできない。スイム後は、敷かれているカーペットに導かれるまま、トランジションエリアを目指す。

3.2.2 バイク(43km)
市民ホール付近から出発し、知林ヶ島の方向に進む。7kmあたりに折り返し地点があり、同じコースを3周回る。コースに起伏はなく、折り返し地点の前後以外では、気持よく漕ぐことができる。

3.2.3 ラン(10km)
市民ホール付近から出発し、まず付近の陸上競技場のトラックを1周回りバイクコースとは反対側に2kmほど走って折り返す。これを2周周り


3.3 当日の装備
着用義務のあるウエットスーツとその下にはトライスーツを着用した。また、擦れを防ぐために首筋に重点的にワセリンを塗布した。ドリンクはポカリスエットと経口補水液、天然水を用意し、補給食としてゼリー系飲料を4本用意した。


3.4 実験結果
実験の結果を以下に示す。

スイム 0:36:30(93位/325)
バイク 1:18:54(85位/325)
(スイム+バイク) 1:55:24(94位/325)
ラン 0:40:47(20位/325)
合計 2:36:11(53位/325)

29歳以下男子の部  9位/30


Fig.3 実験結果



4 考察
ここでは、それぞれのタイムと今後の展望について考察する。


4.1 スイム
スイムのタイムから、平均ペースは50m1分10秒から1分15秒である。これは、普段のスイム練習からすると妥当だと言える。
位置取りに関して考察する。今回は、ウエーブスタートでなく一斉にスタートするタイプであったため、実験者は最初の混雑は熾烈を窮めると予想し最後尾からスタートした。しかし、結果的に実験者のスイムのペースは平均以上であり、最後尾から適切なポジションに上がるために、体力を消耗してしまった。また、最後尾であったため、入水の時点でトップとは50m以上離れていた。
また、実験者は泳ぎのテクニックの1つであるヘッドアップの練習をほとんどしていなかったことが反省点として挙げられる。
以上より、実験者はペースを上げるとともに位置取り、ヘッドアップ等のテクニックも学ぶ必要がある。


4.2 バイク
バイクのタイムから、平均ペースは32km/h超であることがわかる。バイク全体として、当日は、風もほとんど感じないフラットな環境であったため、いつもより比較的速いペースで漕ぐことができたといえる。バイク開始時は、スイムでの疲れ、塩水を比較的多く飲み込んでしまったことなどから、やや腹痛を感じながらのスタートであった。また、バイク後半は集団に捕まり、思うようにペースを挙げることができなかった。


4.3 ラン
ランのタイムから、平均ペースは1km4分10秒程度であるといえる。これは、膝の不調によりランの練習が満足に行えなかったことを考慮すると、思ったよりいい結果であると言える。


4.4 レース全般
以上の結果より、実験者はランがやや得意、バイク、スイムは苦手ということがいえる(前からわかっていた)。三流トライアスリートから脱却するためには、継続的な練習が必要といえる(前からわかっていた)。


5 まとめ
スイムは目標ペースを達成できなかったものの、その他では目標ペースを上回ることができた。今回得られた各種目のペースを今後の練習における基準としたい。また、1ヶ月後の長崎国際トライアスロンではミドルディスタンスに出場予定なので、死なないように今より多く練習することが望まれる。


 Fig.4 鹿児島のスーパー、A-Zの雰囲気
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